やんちゃな女の子?男の子?

これは本当にびっくりした体験談。
こんな出会いができるのも、出会い系サイトのおかげだろう。

気になるプロフィールの女の子がいた。
と言うのも、直アドが既に記載されている。
お言葉に甘えてメールを送ると早速返事がきた。

内容は今すぐ電話をかけてきてほしいというもので、携帯番号が載っている。
あやしい…明らかにあやしい。
しかし、文面に鬼気迫るものを感じ、気になった。
恐る恐る電話をしてみた。

するといきなり早口でまくし立ててくるので何を言っているのか良く聞き取れない。
よくよく聞くと、嫌がらせで大量のサイトに勝手に登録されて非常に困っているとのこと。
で、毎回相手に連絡を取ってその出会い系サイトのアドレスを教えてもらい、登録を削除しているとのこと。

なるほど、そういうことか。
ならば協力しよう。

待てよ、何か引っかかることを言っていたような…
男がどうとか…
男?男が何?私?私は男?
えっ…!?
君、男!?
声はどう聞いても女だが…
にわかに信じられない。
オカマ?ニューハーフ?

いや、そう単純ではないらしい。
なんとこの子、両性具有(性分化異常症)とのこと。
この子の場合、男と女の性器がどちらも付いている。
両性具有と言えば、ホルモンのバランスのためか怪しげな色気を放ち、2つのものを持ち合わせているというそのミステリアスな体に男女問わず性豪達が群がってくる、というイメージがある。

この子は過酷な人生を送っているに違いない。
嫌がらせをされているのがその証拠。
「辛かったろう…」
そう言うと、いきなり泣き出し、自分の半生を語り出した。

私が思っていたより、かなり過酷な人生(書けない!)を送っており、この子自身がこれまたかなりやんちゃな子だった。
いや、やんちゃのレベルを遥かに超えている(書けない!)。
正直引いた。

高校までは男として生きてきたとのこと。
今は女として生きており、キャバ嬢をしているとのこと。
これからも女として生きていきたいとのこと。

今はホストのほうが儲かるからホストになろうかと冗談を言っていたが、笑えない…。

普段は絶対自分のやんちゃな過去は話さないらしいが、どうやら私のことをヤクザか何かだと勘違いしていたらしい。
同類だと思って全てを話したとのこと。

基本的に私は上からものを言うタイプ。
確かにこの子に上からものを言うのは、ヤクザか警察くらいだろう。
今でも定期的に街中を爆音鳴らして走り回っているらしい。

話やメールをしていて分かったが、この子は非常に頭がいい。
これも両性具有の特徴なのだろうか。
話の駆け引きが非常にうまい。

なぜかものすごく気に入られ、会いたい会いたいとしつこく言われた。
集会に顔を出せとも言われた。
しまいには使っていないセルシオが邪魔だからあげるとまで言われた。
しかし、住んでいる世界が違いすぎると言って丁重にお断りした。

住んでいる世界が違うと言ったときの、
「そんなこと言わないで…」
の言葉が悲しげで、今でも気になる。

最後に写メが届いた。
かわいい…
女でもトップレベルの容姿。
キャバ嬢として成功しているわけだ。
おどけている写メだが、なぜか悲しげで吸い込まれそうになる…
あぶないあぶない、これが両性具有の色気というものか。

今頃女として幸せに平穏に暮らしていればいいが…

LOVE-POEMは無料体験実施中!!
無料体験でエッチできました。かなりのおすすめ。メインに利用している出会い系サイトのひとつ。